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タイトル | INAP(友好提携港国際ネットワーク)の取り組み |
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施策・事業名称 | INAP(友好提携港国際ネットワーク)の取り組み |
都道府県名 | 高知県 |
分野 | その他 |
内容 |
○INAPとは INAP(友好提携港国際ネットワーク)は、1998年に設立された友好港・姉妹港関係に基づいた国際ネットワーク組織で、現在はチッタゴン港(バングラディッシュ)、青島港(中国)、タンジュンペラ港(インドネシア)、木浦新港(韓国)、唐津港(韓国)、スービック湾港(フィリピン)、セブ港(フィリピン)、ダバオ港(フィリピン)、コロンボ港(スリランカ)、高知港(日本)の7か国10港が会員となっています。 毎年、会員間の交流を深めるため、総会を開催し、その機会に広く港湾関係者、海運関係者、貿易関係者等の参加を呼びかけシンポジウムを開催するなど、意見交換、情報交換を行っています。なお、高知港がINAP事務局を担当しています。 ○INAP設立の経緯 1998年3月に「高知新港」が供用開始され、この新港の供用式典を機に、スリランカ港湾庁によって、高知港またはコロンボ港と友好港関係にある6港が参加する「姉妹港を通じた世界の平和」をテーマとしたシンポジウムが開催されました。 この開会式の基調講演で、高知県知事が、海運や港湾に関する情報を交換・共有し、相互の交流を促進する方策を研究・協議すること、また、参加各港がその属する地域内のネットワークを形成し海運のニーズに対応する世界レベルのポートネットワークを構築することを目指す姉妹港を基盤とした「ポートネットワークアライアンス」の構想を提案しました。 スリランカ国アシュラフ港湾開発復興大臣は、この提案をさらに発展させ、姉妹港のネットワーク組織つまり友好提携港国際ネットワーク[International Network of Affiliated Ports(INAP)]の設立を提案し、参加港もこれに同調し、INAPが設立されました。 ○INAPの目的 INAPは会員の友好的で調和のとれた共生を支え、環境に優しい社会と平和で調和のとれた地球の実現を長期ビジョンとしています。 その実現のために「1.それぞれの姉妹港の関係をより高度なものとし、会員港の間のネットワークを形成する」「2.会員港の港勢の拡大を図るとともに、港湾の開発、振興、管理に関する情報交換を図り、それぞれの姉妹港関係をより有効なものとする」「3.会員港が属する地域間の相互関係を確立し、経済、文化的つながりを強くする」ことを目的としています。 ○経済ミッション団の派遣 毎年開催されるINAP会議に合わせて、開催国に経済ミッション団を派遣し、新たな貿易を促進する取り組みをしており、具体的な成果にもつながっています。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/175201/inap4.html |
本件問合先 | 高知県土木部港湾振興課 |
088-823-9888 | |
175201@ken.pref.kochi.lg.jp |