平成26年09月 三日月大造滋賀県知事

   このたび、滋賀県知事に就任しました三日月大造です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

   私たちは今、少子高齢化の急速な進行による人口減少や、地球温暖化、異常気象による災害など、様々な課題に直面しています。このような厳しい状況の中、私は県民の皆様と、対話を重ねながら共に乗り越えていく滋賀県政を目指します。

   このために、3つの理念を柱におき、「人と地域が“ キラリ”と輝く7つ星の滋賀」として、いきる、うごく、はたらく、つくる、まもる、そなえる、ひろげるの7つの分野で施策を推進します。

   1つ目の理念は、「『人の力』を活かし、『いのち』を守り、『草の根自治の滋賀』を発展させる」です。特に、防災対策や危機管理機能の強化など災害に強いまちづくりや、地域における医療福祉の拠点およびネットワークづくり、さらに、いじめや虐待など子どもたちが抱える様々な課題への対応、これらを重点課題に位置付け、取り組みます。

   次に、2つ目は、「びわ湖や自然と共に生き、全ての人に居場所と出番がある『共生社会滋賀』をつくる」です。豊かな水をたたえ、多様な生命を育む琵琶湖は、滋賀県民のみならず、近畿1450万人の生活を支える大いなる自然の恵みであり、この恵みを子や孫の世代に、大切につないでいくことは私たちの重大な責務です。内湖を含めた琵琶湖の再生、環境の保全、生態系の回復のための取組をさらに広げることで、「生物の多様性」に支えられた暮らしの「文化の多様性」を維持・発展させてまいります。

   また、本格的な人口減少局面に入っている今こそ、女性や若者、高齢者、障害のある方など、あらゆる人が、それぞれの持つ能力を活かし、働くことができる環境をつくることにより、全員参加型の安心と安定の社会を共に築きます。

   最後に3つ目の理念といたしましては、「『滋賀の力』を伸ばし、活かし、力強く持続的な『経済と雇用のしが』をつくる」です。「ものをつくる力」、「交通と観光の力」に加え、「スポーツと文化の力」を県民の皆様と一緒に、大切に、守り、伸ばしていくことで、滋賀らしい豊かさを追求します。

   私は、これら3つの理念に基づき、県民や市町の皆様と丁寧な対話を重ね、共感と協働のもと、県民が主役となり地域とともに輝く県政に取り組んでまいります。