平成29年05月 伊原木 隆太 岡山県知事

 

岡山県知事写真 我が国では、世界のいかなる国も経験したことのない急速な少子化と高齢化が進み、従来の社会経済システムの変革が迫られています。
 本県においても、人口減少問題をはじめ、さまざまな構造的な課題が顕在化してきており、まさにこれからの数年間が本県の将来を決する大事な時期です。
 本県は、優れた交通拠点性や温暖な気候、ものづくり産業の集積、高品質な農林水産物など、困難な課題をも乗り越え、大きく飛躍できる高い可能性を有しています。
 私を含め、今を生きる我々の使命は、時代の潮流を的確に捉え、既存の枠にとらわれない新たな発想と揺るぎない覚悟を持って、先人が築き上げてきた、郷土岡山の豊かな財産を守り、さらに発展させ、次の世代に確実に引き継いでいくことです。

 私は、これまで、すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現を目指して、教育の再生と産業の振興こそが本県発展の礎であるとの信念の下、全身全霊で県政に取り組んでまいりました。その結果、教育の再生や産業の振興をはじめ、医療、福祉、子育て、防災、中山間地域活性化など、さまざまな分野でこれまで蒔いてきた種が芽吹き、本県発展に向けた好循環の流れが加速し始めています。

 そうした中、この3月に、今後4年間の県政推進の羅針盤である「新晴れの国おかやま生き活きプラン」を策定・公表しました。このプランでは、「生き活き岡山」の実現を県政の基本目標に掲げ、「教育県岡山の復活」、「地域を支える産業の振興」、「安心で豊かさが実感できる地域の創造」を重点戦略として位置づけ、グローバル人材の育成や企業誘致・投資促進、子育て支援など各種の施策に取り組んでいくこととしています。

 本県の発展に向けた高いポテンシャルを最大限生かしながら、このプランに掲げる施策を着実に推進していくことにより、加速しはじめた好循環の流れをさらに大きく確かなものとし、県民の皆さまに、「岡山はよくなった、岡山に住んでいてよかった」と実感していただける県政を力強く推し進めてまいります。

 県民の皆さまや市町村をはじめ、さまざまな主体と目標を共有し、県民力を結集しながら、「生き活き岡山」の実現に向け、全力で取り組んでまいりますので、皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。