令和元年08月 鈴木 直道 北海道知事

鈴木 直道 北海道知事

   今年4月に北海道知事に就任しました鈴木直道です。よろしくお願いいたします。

   平成から、令和へと時代が移り、また、命名150年という大きな節目を経た北海道は、全国を上回るスピードで人口減少・高齢化が進行し、海外との交流が拡大する中にあって、未来への新たな道を自らの手で切り拓いていくことが強く求められています。
   そうした時代の転換点にあって、知事の使命は、これまで道民の皆様が育んできた財産を大切に継承し、積極的にその価値を発揮させ、活力に満ちた北海道を創り上げていくことであると考えています。
   私は、全国唯一の財政再生団体である夕張市において、市民の皆様と共に厳しい状況に立ち向かってきた経験と、持てる力の全てを注ぎ、北海道・新時代の創造のため、全身全霊を尽くしてまいります。

   北海道が持続的に発展していくためには、あらゆる分野にわたって、前例にとらわれない新たな発想と行動が必要であると考えています。
   一方、世界遺産・知床をはじめとする自然環境、アジアを中心に人気が高まる食や観光、民族共生象徴空間「ウポポイ」の来年4月のオープンを控えて注目が集まるアイヌ文化など、本道の価値は、世界においても特別な輝きを放っています。
   今後の道政運営に当たっては、これまでにない柔軟な発想を積極的に取り込み、攻めの道政に取り組むことを基本とし、本道を応援してくださる多くの方々との連携の力で、ピンチをチャンスに変えていきます。また、道内179市町村と一体となり、ともに考え、行動し、地域の潜在力を発揮していくため、「豊かな地域」、「確かな未来」、そして「活力ある産業」という三つの分野における「挑戦」を基本とし、政策を展開してまいります。

   その挑戦の一つとして、道内外の「北海道を応援したい」という声を受け止めるため、本道に思いを寄せてくださる方々のネットワーク「ほっかいどう応援団会議」を立ち上げ、道や市町村の取組などの情報を一元的に発信し、多くの方々からご支援をいただきながら、その推進を図ります。
   かつて、この大地で生きた方々の思いを受け継ぎ、その上で、地域への情熱をもって北海道を愛する方々とともに、今を生きる道民の皆様のために新たな時代に躍動する北海道を必ず実現するとの決意で道政に取り組んでまいります。