高千穂郷・椎葉山地域が世界農業遺産に認定

 高千穂郷・椎葉山地域が、2015年12月15日に世界農業遺産の認定を受けました。

 これまで先人の時代から培われた伝統的な農法や、神楽などの文化、それを支える地域コミュニティ。認定により、農林産物のブランド化や体験型観光などでの地域活性化が期待されます。

 高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村にまたがる高千穂郷・椎葉山地域は、フォレストピア宮崎構想によって四半世紀前から森林資源や森林空間を生かした地域づくり、山村地域の活性化に取り組んできました。

 自然条件の厳しい山間地において、各農林家は森林からの恵みを巧みに活用した農林業複合経営を営み、また、共同作業を通してより強固な地域コミュニティを築いてきました。地域コミュニティが構築されたことによって、焼畑やモザイク林に見られるような良好な森林管理、神楽などの特色ある文化の継承、棚田や500㎞にも及ぶ水路網などのインフラ整備が進み、この地域でのシステムが、より強化されるという好循環を生んでいます。

 世界農業遺産の認定を受けたことによる地元や本県の地域活性化はもちろん、世界に向けてこの地域システム、ひいては、宮崎の農業や文化などをアピールし、山村振興のモデルとして世界貢献に繋げていくことが、認定を受けた地域としての課題であると考えます。

 先人たちからの知恵と知見を、自信を持って世界に発信していく。そして、次世代へ誇りを持って継承していく。これからが、新たなスタートでもあります。

認定証授与の様子

 《問い合わせ先》農村計画課 計画調整担当   0985-26-7125