宮崎県産「生ライチ」の魅力を全国へ!

 県では、完熟マンゴーに続く特産果樹として、平成17年からライチの生産に取り組んでいます。主に熱帯・亜熱帯地域で栽培されるライチですが、国内市場で流通しているもののほとんどが、中国や台湾などから輸入されています。海外産のライチは検疫の関係上、冷凍または蒸熱処理を行う必要がありますが、宮崎県産ライチは「生ライチ」として、ライチ本来のみずみずしい食感や上品な甘さを堪能することができます。また、海外産のライチと比較して、果実が大きく、果皮色が美しいのも特徴です。例年、5月末から7月末にかけて、県内や東京などの果実専門店を中心に販売されます。

 ライチは知名度が高く、希少な国産果実としての販売が期待できることや、完熟マンゴーの栽培技術を応用できることから、平成22年に発足した「ライチ研究会」を核に、生産者やJA宮崎経済連、県が一体となり、栽培技術の情報共有や現地実証試験を行い、産地化に向けた取り組みを推進しています。

 ライチ研究会は今年で発足から10年を迎え、栽培技術の普及や販売対策により、今後ますます生産拡大が期待されます。

 県では、長い月日をかけて、試行錯誤を繰り返しながら「生ライチ」の生産を続けてきた生産者の思いとともに、太陽の恵みがぎゅっと詰まった県産「生ライチ」の魅力を全国に届けていくこととしています。