「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界文化遺産へ

大浦天主堂(長崎市)日暮雄一撮影

 1月20日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産候補として国からユネスコへ推薦されることが決定し、2月1日に推薦書がユネスコ世界遺産センターへ提出された。

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、2世紀以上にわたる禁教政策の下で密かにキリスト教を伝えた人々の歴史を物語る貴重な証拠であり、長崎と天草地方において潜伏キリシタンがどのようにして既存の社会・宗教と共生しつつ信仰を継続していったのか、そして近代に入り、禁教が解かれた後、彼らの宗教的伝統がどのように変容し終焉を迎えていったのかを示している。

 構成資産は、大航海時代のアジアにおいて、キリスト教宣教地の東端にあたる日本列島の中で、その最西端に位置する長崎と天草地方の海岸部および禁教期に潜伏キリシタンが移住した離島に所在する12の資産から成る。

 長崎・熊本両県と関係市町は、この世界に類を見ない貴重な財産を守り伝えていくため、平成30年の世界文化遺産登録を目指している。

【構成資産】

原城跡/平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)/平戸の聖地と集落(中江ノ島)/天草の﨑津集落/外海の出津集落/外海の大野集落/黒島の集落/野崎島の集落跡/頭ヶ島の集落/久賀島の集落/奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)/大浦天主堂

《問い合わせ先》

長崎県世界遺産登録推進課

電話:095-894-3171