今年でなんと300年。沖縄らしさが詰まった「組踊」とは?

 「組踊」は「くみおどり」と読む。「踊」の字が入っているので、ダンスを思い浮かべる方も多いが、組踊は芝居の一種で300年の歴史を持つ。組踊はまた、沖縄らしさが凝縮されていると言われる。ストーリーは沖縄の古い言い伝えをもとにしており、セリフは沖縄の言葉(方言)で、独特のリズムにのって話される。三線をはじめとする楽器により演奏されるのは、沖縄の歌と曲である。そして演じ手たちは、紅型をはじめとする衣裳をまとい、琉球舞踊をもとにした優雅な身のこなしにより、登場人物の動きを表現する。

 

 沖縄の言葉による伝統芸能であるので、鑑賞のハードルを少し感じてしまいがちであるが、「国立劇場おきなわ」など字幕が出る劇場もあり、事前にあらすじを頭に入れておけば、物語の展開が追いやすくなるのでお勧めだ。

 

 2019年は、この「組踊」が首里城で初めて上演されてから300周年を迎える。これを記念し、多くのイベント・事業が企画されている。例年より多くの組踊が上演されるので、沖縄にお越しの際は是非、組踊の魅力に触れてほしい。

 

《問い合わせ先》沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課 TEL:098-866-2768

 

組踊上演300周年記念事業