伝えよう 広めよう ウチナー(沖縄)の食文化

 沖縄県の食文化は、長い歴史や諸外国との交流の中で、人々の生活に根付いて育まれた独特なものである。琉球王朝時代に中国の冊封使等を饗応するために生まれた宮廷料理と、亜熱帯・島嶼の自然環境のもとで、限られた食材を活用し創り出された庶民料理があり、琉球料理はその双方を源流としている。
 しかし近年、食を取り巻く環境が大きく変化し、伝統的な食文化が失われつつある。このため、沖縄県では、平成28年度に「沖縄の伝統的な食文化の普及推進計画」を策定し、伝統的な食文化の保存・普及・継承に取り組んでいる。
 保存については、経験豊富な調理師又は栄養士を対象に担い手育成講座を実施し、「琉球料理伝承人」として認証し普及啓発活動を行う人材を育成している。普及については、平成30年度にWEBサイトを開設し、伝統的な食文化の魅力を情報発信し、その価値を向上させることによりブランド化を目指す。継承については、琉球料理伝承人等による出前講座の実施や関係団体等のネットワークを構築し、連携の強化を図ることとしている。
 沖縄県は、これらの取り組みにより、県民が伝統的な食文化について価値を再認識し、愛着と誇りをもつとともに、伝統的食文化を観光資源として活用することを目指していく。
 

《問い合わせ先》沖縄県文化振興課 TEL:098‐866‐2768

 

琉球王国の宮廷料理「東道盆」

琉球王国の宮廷料理「東道盆」