「2016/Project」(ニーゼロイチロクプロジェクト)

有田焼は、今から400年前の1616年、日本で初めて誕生した磁器で、17世紀半ばから18世紀にかけては、オランダ東インド会社(VOC)によってヨーロッパを中心に盛んに輸出され、当時の王侯貴族達を魅了しました。
しかし、現在の有田焼は苦境に立たされています。売上高は、ピーク時(平成3年)の6分の1に減少し、次世代を担う作り手も減少し続けています。
このような状況を打開するため、有田焼創業400年を機に佐賀県は17のプロジェクトを進めています。
オランダと連携し、16の窯元・商社と世界的に活躍する16組のデザイナーとがコラボレートして新たな有田焼を生み出す「2016/ project」がその一つです。
このプロジェクトでは、400年の間培ってきた有田焼の技術と伝統に現代的な風を吹き込み、新ブランド「2016/ 」を開発し、今年の4月に開催された世界最大のデザインの祭典「ミラノ・サローネ」で発表することで有田焼の魅力を世界に発信しました。
また、このプロジェクトをきっかけに、新ブランド「2016/ 」を世界に向けてプロモートし、流通させるべく窯元・商社による新会社が設立されました。
そして、更なる海外デザイナーの受入れやオランダの教育機関、試験研究機関との交流も進展中です。
 このように佐賀県では、有田に国内外の多くのデザイナーが集う「プラットホーム」を形成することを目指しています。有田焼の新たな魅力を発信しながら、次世代に伝統を継承し、次の100年に向けて有田焼産業を復興させていきます。

【問い合わせ先】
有田焼創業400年事業推進グループ
電話:0952(25)7231
http://www.2016arita.com/

2016/

「2016/ 」の商品コレクション
photography by Scheltens & Abbenes