トイレのナゾを追え!!-肥前名護屋の厠(かわや)と雪隠(せっちん)-

 毎日私たちがお世話になっているもの…、トイレ。

 現代の日本のトイレは、温水洗浄便座をはじめ便利な機能を備え、世界的にも高い評価を得ています。では、昔のトイレはどうだったのでしょうか。

 実は、全国に数多くある遺跡の中で「トイレ」が発見される例はあまり多くはありません。しかし、肥前名護屋城跡の周辺に点在する陣屋跡や城下町では、日本のトイレの歴史を知る上で、とても貴重な遺構が数多く残されています。全国から名護屋の地に集まった大名たちの陣屋跡では、実際に使われていたトイレだけではなく、茶庭に付属する荘雪隠(かざりせっちん)、いわゆる「見る」ためのトイレも発見されています。

 7月19日から、佐賀県立名護屋城博物館で開催する企画展「トイレのナゾを追え!!-肥前名護屋の厠と雪隠-」では、原始から戦国時代までのトイレに焦点を当て、全国のトイレ関連の発掘資料を紹介します。なぜ、これらの遺構がトイレだと分かったのか、当時の食生活はどうなっていたのか、下肥を使用した当時の農法はどんなものだったのか…など、気になる情報が盛りだくさんです。

 私たちの生活に必要不可欠なトイレの歴史を学び、古代から続くリサイクル文化に思いをはせることができる当企画展に、ぜひお越しください。

 

<会期>7月19日㈮~9月1日㈰  (観覧無料)

<時間>9時~17時

<会場>佐賀県立名護屋城博物館  企画展示室

<問い合わせ先>佐賀県立名護屋城博物館

電話:0955-82-4906

詳しくはHPでご確認ください→佐賀県立 名護屋城博物館 

特別史跡 木下延俊陣跡雪隠跡

特別史跡 木下延俊陣跡雪隠跡