トキが再び舞う! エコアイランド佐渡の大空に!

 トキの野生復帰に向けた試験放鳥が9月25日に佐渡市で行われました。
これまで、トキが再び佐渡の空に舞うために、県内外の多くの方々にトキの保護増殖にご尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。
江戸時代まではほぼ全国的に生息していたトキ。明治以降から急速に減少の一途をたどり、平成15年には日本産のトキはとうとう絶滅してしまいました。しかし、その一方で佐渡トキ保護センターでは、平成11年に中国から贈呈されたトキのペアによる人工繁殖に成功し、日本における飼育下でのトキの数は約120羽(9月20日現在)にまで増えています。
トキの野生復帰は、一旦自然の中から絶滅した野生生物を本来の生息地に再導入するという世界的にも希な取組みで、「種の保存」、「生物多様性の保全」を象徴する試みです。
新潟県は、トキの野生復帰に向けて、環境省、佐渡市とともに、トキの餌場となるビオトープの造成、河川の生物量を増加させる多自然川づくりなどトキが再び生息できる生息環境の整備やトキを受け入れる社会環境の整備、トキの野生順化訓練を進めてきました。
また、佐渡市で「新潟県カーボン・オフセット制度」をモデル的に実施し、トキの森の整備を行うなど、自然と共生できる社会をつくっていくための取組みを進めています。
豊かな自然環境につつまれ、トキと人が共生する佐渡での取組みは、自然環境の大切さを訴えるものです。
今後より一層「人とトキが共生する社会」を目指し、「環境の島 エコアイランド佐渡」の実現を目指します。

佐渡市のトキ野生復帰シンボルマーク
トキが両翼で優しく抱いているのは、
佐渡を象徴する美しい海と山と川です。
豊かな自然環境の中で人とトキが共生する
未来の佐渡をイメージしたデザインです。