国際会議等の誘致に向けて

今年の7月7日から9日まで、北海道洞爺湖町においてG8サミットが開催されました。このサミットは22ヵ国の首脳と7つの国際機関の代表が参加した過去最大規模のものとなり、来道された多くの各国政府関係者や報道関係者などを通じて、「ホッカイドウ」の名前を世界中に広めることができました。
 北海道では、サミット開催に当たり、官民一体となった受け入れ体制を確立し、多くの民間企業との協働によるさまざまな取組みを行ったほか、開催期間中のボランティア活動や開催地周辺を始め全道各地で環境美化や「花いっぱいでお迎えプロジェクト」といった植花活動などに取り組みました。
 これらの取組みにより、会議参加者や報道、警備など会議にかかわるすべての関係者に対する万全な体制での支援や、地元住民と一体となった歓迎行事、ヨーロッパの朝市スタイルで生産者と消費者が交流しながら食材等を販売する「北のまるしぇ」や北海道の歴史や自然・文化を紹介する「北海道情報館」等北海道ならではのエクスカーションの実施など、国際会議開催に欠かすことのできないさまざまなノウハウを世界最高の舞台で経験することができました。また、民間企業や地域などの多様な主体による地域特性を生かした先導的な環境保全の取組み、地域振興活動の機運が生まれるとともに、何より来道する方々を「おもてなしの心」を持ってお迎えするホスピタリティが醸成されました。
 北海道としては、このようなサミット開催によって高まった知名度や培われたノウハウ、官民協働の機運を生かし、北海道の地域全体の活性化に結びつけていくために、先般(9月11日)、知事を始め市長会、町村会、経済団体などで構成する「北海道国際会議等誘致推進会議」を設立し、この推進会議を核にさまざまな分野の国際会議を積極的に誘致しています。既に「第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議」(通称「太平洋・島サミット」)が来年5月に占冠村トマム地区で開催することが決定され、現在は、2010年に日本で開催される「APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議」の誘致を目指して取り組んでいます。