世界をリードする産業の創出を目指して

 兵庫県では、ここ数年、尼崎や姫路といった瀬戸内臨海部においてプラズマ・液晶を含む世界最大級のTVパネルの生産拠点が立地しました。このように、成長力が高く、雇用創出や関連部品供給企業の進出などの波及効果が期待できる産業集積の形成が進んでいます。
 平成14年には「産業の集積による経済及び雇用の活性化に関する条例」を制定し、新たに県内に進出する企業への補助金や税負担の軽減などの支援策を講じることにより、積極的に企業誘致に取り組んできました。その結果、工場立地件数は全国トップクラス(平成18年工場立地件数は115件で全国1位、今年1~6月も60件で2位(経済産業省「工場立地動向調査」)。)になるなど、着実に工場立地が進んでいます。
 また県内には、世界最高性能の放射光を発生させるSPring-8があり、今年1月には各種分析機能を備え、多様な共同研究プロジェクトを実施する放射光ナノテク研究所を設立しました。更に将来の日本の発展を支える国家基幹技術として位置付けられた5つの大規模プロジェクトのうち、X線自由電子レーザーと次世代スーパーコンピュータの2つが立地するなど、世界最先端研究施設の集積も進んでおり、産学官の連携の下、新材料開発や環境技術を始めとした先端技術分野への貢献が期待されています。
 こうした先端研究基盤や厚みを持った産業集積など、本県の地域資源を生かしながら、高付加価値で高い競争力を持った世界をリードする産業の創出を目指します。

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次世代スーパーコンピュータ計算機棟・研究棟イメージ図(資料提供:独立行政法人理化学研究所)