「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」を制定

 山陰海岸国立公園の一部である鳥取砂丘は、わが国最大級の海岸砂丘で、独特の地形や起伏に富んだ景観で知られる貴重な自然を有する地域。その中心部は、国指定の天然記念物でもあります。
 しかし最近は、砂丘利用者のマナー低下などによりゴミのポイ捨てや砂丘斜面への落書きが後を絶たず、社会資本整備による鳥取砂丘への砂の供給の減少や保安林整備の影響による草原化など、従来の手法による自然保護に限界を感じさせる事態も生じています。
 その一方で、除草や清掃活動など県民参加の取組みが活発に行われているほか、特色ある産業・文化活動、学術研究の拠点ともなっており、非常に多面的な価値を有する鳥取砂丘は、県民共有の財産です。
 本県では、県民を始めとするすべての砂丘利用者との協働により、鳥取砂丘の優れた環境を次世代へ確実に引き継いでいくため、「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」を制定しました(平成21年4月1日施行)。
 この条例では、地域の宝である鳥取砂丘を皆で大切に守り、利用し、未来に引き継いでいくため、鳥取砂丘の保全と再生に向けた取組みの推進や利用者に守っていただきたい最低限のルールなどを定めています。

条例の概要

1 県及び砂丘利用者の責務

2 県が実施する保護施策

  1. 砂丘利用者への意識啓発
  2. 砂丘利用者が行う自主的な取組みの促進
  3. 調査研究の実施
  4. 保護工事などの推進

3 禁止行為

  1. 落書き(表示面積が10平方メートルを超えるもの)
  2. ゴルフボールの打ち放し、ロケット花火の発射など
  3. 缶、瓶、たばこの吸い殻、動物のふんなどの投棄

4 禁止行為の中止又は原状回復の指示、原状回復命令

5 罰則

  1. 禁止行為をした者は5万円以下の過料
  2. 中止などの指示、原状回復命令などに従わない者は5万円以下の過料

【お問い合わせ】
鳥取県生活環境部公園自然課
電話番号 0857-26-7200

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美しい鳥取砂丘を守るため、毎年、多くのボランティアが除草活動に参加しています。