タコ箱漁オーナー事業について

 北海道の北西部に位置する留萌支庁管内には、ミズダコ、ヒラメ、甘えびなど北海道の中でも有数の漁獲量を誇っている水産物があります。しかし、留萌の特産物として知名度が低かったことから、ミズダコにスポットを当てて全国にPRしようと、平成19年に企画したのがタコが入るかどうかは漁業者にもわからない「タコ任せ」の『タコ箱漁オーナー』事業でした。
 1年目は、北海道留萌支庁が道の独自事業として実施し、当初1年限りの予定でしたが、全国から反響があったことから、2年目となった昨年は地元の小平町、新星漁協を中心に実行委員会を組織して実施しました。
 タコ箱一箱ごとにオーナー番号をつけて管理し、タコ箱に入ったタコを浜ゆでしてオーナーの方に直送します。タコが入らなかった場合も小平町の工房で製作されたタコ箱の陶器を送ります。
 1年目は108箱だった募集枠も、2年目には300箱となり、応募者は1万人を超えました。
 タコが当たったオーナーの方からは、「大きいタコでビックリ!」「やわらくておいしい♪」との声をいただき、当たらなかったオーナーの方からも「残念だったけど、面白い企画だった」と好評です。
 また期間中には、オーナーの方が自分のタコ箱を見学できるオーナー見学会を行い、生産者と消費者が交流できたことで漁業への関心が高まるとともに、地域を訪れる方も増えています。
 さらに、各地でヒラメオーナー制度、甘えび料理アイディアコンテストなどの取組みも行われるなど、留萌地域の活性化につながっています。

HP http//www.takobako.net/

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タコゲットの瞬間の漁師さん