「顔の見える奧能登の食材直行便」本格化へ ~地産県消の推進~

 近年、食の安全・安心等の観点から消費者の地元食材へのニーズが高まっています。石川県では、奥能登の特色ある農産物を需要の多い金沢市やその周辺地域に安定的に供給する試験的な取組みとして、今年4月から、金沢市中央卸売市場への直行便の運行を開始しました。
 その結果、小売店の方々からは、「奥能登には魅力ある農産物が多数あり、毎日出荷できる体制を整えてほしい」、また、生産者からも「売れ残りの心配がないため、もっと生産を拡大したい」など、販売者・生産者双方から直行便のさらなる拡大を求める多くの意見をいただいたことから、7月から、これまでの週2便の運行から毎日の運行へと増便しました。これにより、出荷者も取組み当初の16名から7月末には108の個人・グループに増え、農産物も延べ133品目を出荷するまでになりました。加えて、食べ方や生産者からのメッセージを商品の中に添えるなど、より顔の見える能登の食材の発信に向けた取組みを行っています。
 こうした新たな販売ルートの構築は、消費者に、安全で安心な奥能登の旬の農産物を味わう機会を提供するだけでなく、生産者にとっても、生産意欲の喚起や所得向上にもつながり、ひいては、元気な地域づくりにも資するものと考えています。
 このため、県では、引き続き、生産者団体、市場関係者等と一体となって、新たな生産者の掘り起こしや生産拡大に積極的に取り組み、この直行便が「地産県消」推進のモデルとなるように努めていくこととしています。

お問い合わせ
石川県農林水産部生産流通課
電話番号 076-225-1621

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金沢中央卸売市場での競りの風景