スイス・バーゼル地域との友好交流

「くすりの富山」で知られるとおり、富山県の医薬品産業は、300有余年の歴史と伝統を有し、医薬品生産額全国4位、人口1人当たりの生産額全国1位(平成19年)であるなど、現在でも主要な産業の一つです。富山で生産された医薬品は国内外で広く利用されています。
 市場のグローバル化が加速する中、本県医薬品産業の発展を目指して、昨年10月、スイス・バーゼル地域へ訪問団を派遣し、バーゼル・シュタット及びバーゼル・ラントシャフト両州と、医薬品分野を中心に、学術、芸術・文化等も含めた交流促進について協定等を締結しました。
 スイス北西部に位置し、ドイツとフランスの国境に接するバーゼル地域は、バーゼル・シュタット州の州都バーゼル市に、世界的な製薬企業であるノバルティス社やロシュ社が本社を置くなど、医薬品、化学、バイオ関連企業、研究所が多数集積し、「世界の薬都」と呼ばれるにふさわしい地域となっています。
 富山とバーゼル地域との交流は、平成18年、社団法人富山県薬業連合会による「バーゼル視察団」の派遣から始まりました。この交流をきっかけに、県内では取引を始めた企業もあるなど、これまで民間レベルでの交流を進めてきました。今回、同連合会の訪問団とともに、県としての公式訪問団である「富山県薬都バーゼル友好交流訪問団(団長・石井知事)」を初めて派遣し、州政府知事との懇談のほか、現地企業の視察やセミナーへの参加など、活発に情報交換や交流を行いました。
 この訪問の成果を踏まえ、平成22年度には、県内で医薬品研究開発のワークショップや、「富山バーゼル友好協力記念音楽コンサート(仮称)」の開催が計画されています。
 今後、医薬品分野を始め、学術、芸術・文化等幅広い分野の交流を進めていくことで、県内の製薬企業とバーゼル地域の製薬企業との間で一層の連携強化が図られるよう支援し、本県薬業のさらなる発展につなげていきたいと思います。

お問い合わせ
富山県厚生部くすり政策課
電話番号 076-444-3236

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バーゼル・シュタット州との調印式