愛媛生まれの新かんきつ「紅(べに)まどんな」と「甘平(かんぺい)」

 愛媛県は、日本一のかんきつ生産量を誇っており、さまざまなかんきつを全国に出荷しています。今回はその中から、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターが育成した期待の新品種「紅まどんな」と「甘平」について紹介します。
 「紅まどんな」は、「南香(なんこう)」に「天草(あまくさ)」をかけあわせて生まれたかんきつで、平成17年に品種登録されました。品種名は「愛媛果試第28号」ですが、「紅まどんな」という商標で、12月中旬~1月上旬ごろに販売されています。大きさは「伊予柑(いよかん)」程度で、果皮は非常に薄く濃い紅色、とろけるような食感が特徴的で、一口食べると甘い果汁と香りが口いっぱいに広がります。12月に出荷できるため、冬のギフトに最適な高級フルーツであり、オレンジのようにナイフでカットして食べると美味しく簡単に食べられます。
 続いて、「甘平」は、「西之香(にしのかおり)」に「不知火(しらぬい)」をかけあわせて生まれたかんきつで、平成19年に品種登録されました。1月下旬~2月ごろに販売されており、名前のとおり扁平な果形が特徴で、果肉は甘く、シャキッとした歯ざわりは、今までのかんきつにはないユニークな食感です。また、果皮は温州みかんのように手でむくことができ、じょうのう(袋)も薄いため、そのまま食べることができます。
 紹介した2品種を含めて、愛媛のかんきつは1年を通して旬の味が楽しめます。是非、いろいろな品種をご賞味ください。

お問い合わせ
愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課
電話番号 089-912-2566
愛媛のかんきつ食べ頃カレンダーHP
http://www.pref.ehime.jp/h35500/00004/index.html

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      とろけるような食感の「紅まどんな」       シャキッとした歯ざわりの「甘平」