地球環境に優しい、「〝さが〞エコきゅうり」

 地球環境に優しい〝エコなきゅうり〞、その名も「〝さが〞エコきゅうり」が生まれました。これは、ビニールハウスで栽培される「施設きゅうり」を、二酸化炭素の発生量や化学合成農薬・化学肥料の使用量を抑えた栽培法で生産したきゅうりです。
 これを商品化したのは、JAさが佐賀みどり支部施設きゅうり部会の皆さん。同部会はこれまでも減農薬・減化学肥料での栽培に取り組み、部会員全員が「エコファーマー」の認定を取得するなど、安全・安心で地球環境に優しいきゅうりを生産してきました。さらに今年は、省エネ対策に積極的に取り組み、栽培で使用する燃油の量を削減、二酸化炭素の発生量を抑えることに成功したのです。こうして生産された「〝さが〞エコきゅうり」は、通常のきゅうりとは差別化した販売を行い、ブランド化を目指しています。
 省エネ対策で効果が一番高かったのは、電気で加温するヒートポンプの導入だと言います。ヒートポンプは、花の栽培などでは進んでいますが、「施設きゅうり」に導入しているのは、全国でもまだ少ないというのが現状。そんな中、ヒートポンプを使った栽培技術の確立に挑戦し、また、暖めた空気を循環させることで暖房効率を高める「循環扇」や、施設内の熱が外に逃げないように外気との間に空気の層を確保する「三層カーテン」を導入するなどの省エネ対策に取り組み、平成19年と比べ、発生する二酸化炭素の量を約302tも削減しました。
 こうして栽培されたきゅうりは味もバッチリ。シャキシャキとした歯ざわりとみずみずしさで、食べた方にきっと満足していただけるはずです。おいしく食べながら、環境保全にも貢献できる「〝さが〞エコきゅうり」。是非、味わってみてください。

saga201001.JPG
エコな環境で育てられたきゅうり「〝さが〟エコきゅうり」