伝えます!庄内浜の味と技 庄内浜文化伝道師の活動

 日本海に面した山形県の庄内地方には、約130種類もの魚介類が水揚げされ、季節ごとにさまざまな旬の地魚を楽しむことができます。しかし水産物の流通・販売ルートや、食生活の変化などから、地魚に触れる機会が減少し、種類、旬、さばき方、何より「おいしさ」を知らない人が増えてきました。
 このような「魚離れ」を防ぐため、県では、地魚のおいしさや魚の食文化を伝えられる方を「庄内浜文化伝道師」として、平成19~21年度の3年間で142名を認定しました。また、伝道師の知識、調理技術を高めるために、指導役として12名の方に「庄内浜文化伝道師マイスター」をお願いしています。
 伝道師の方々は、「伝道師エプロン」を着用して、ご家庭やお仲間、そしてそれぞれの持ち場で庄内浜の魚をアピールしています。また、市町の地区公民館、保育園や福祉施設などでの料理教室の講師を務めたり、各種イベントにも参加しています。
 今後とも、伝道師の方々にご協力いただきながら、地魚の種類、旬、さばき方、おいしい料理法等を広め、魚食普及の輪を広げていきたいと考えています。
 山形県では、1年で最も寒い「寒」の時期に獲れるマダラのことを「寒鱈」と呼び、味噌仕立ての鍋に、頭や中骨、内臓も余すところなく丸ごと入れ、最後に岩海苔をのせて食べる「寒鱈汁」が冬を代表する味覚となっています。毎年、庄内地方の各地でこの鍋を味わうイベント「寒鱈祭り」が開かれ、たくさんの方々がそのおいしさに魅了されてい23日にはとびきり新鮮な魚介類を提供する「みなと市場」が酒田港にオープンし、「海洋センター」、「さかた海鮮市場」、「ニューとびしま発着所」とあわせて酒田市の新たな観光スポットとなっています。

お問い合わせ
山形県庄内総合支庁水産課
電話番号 0234-24-6045

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庄内浜文化伝道師による保育園での食育活動