山梨県立文学館がリニューアルオープン

 山梨県立文学館は、平成元年の開館以来、山梨出身・ゆかりの文学者や作品を紹介する施設として親しまれ、昨年11月に20周年を迎えました。
 これまでの歩みの中で、日本最大級の芥川龍之介コレクションを始め、樋口一葉、山本周五郎、太宰治など、山梨とかかわりのある文学者の資料を充実させてきました。
 県立文学館では、20年の節目を記念して、これらの資料をより多くの方に鑑賞していただくため、常設展示室の改修工事を行い、2月2日にリニューアルオープンしました。
 リニューアルの目玉は、山梨で生まれ、日本の俳壇に大きな足跡を残した飯田蛇笏、飯田龍太親子の業績を紹介する記念室の整備。代表句をしたためた直筆の軸や短冊、俳句や随筆の原稿、書簡など約130点の資料を通して、2人の生涯や作品の魅力などを紹介しています。
 また、樋口一葉や芥川龍之介など偉大な文学者の作品をより身近に感じてもらえるように、複製原稿を直接手にとって鑑賞できるコーナーも整備しました。
 さらに、写真パネルを増やしたり、作品の解説を大きく見やすいものにするなど展示方法に工夫を凝らすとともに、文学講座、朗読鑑賞会、名作映画鑑賞会などの催しも積極的に実施し、これまで以上に親しみやすく、分かりやすい文学館を目指しています。
 現在、県立文学館では、開館20周年記念事業の一環として、夏目漱石の書簡や芥川龍之介が自画像に俳句を添えた書など、選りすぐりの文学資料約100点を紹介する、「収蔵名品展、直筆のメッセージ」を開催しています。
 この機会に、より魅力的に生まれ変わった山梨県立文学館に、是非お越しください。

お問い合わせ
山梨県立文学館
電話番号 055-235-8080

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飯田蛇笏・飯田龍太記念室