奈良時代のパワーが甦る 平城遷都1300年祭開催 時空を超えて奈良をまるごと楽しもう!
710年に、日本の本格的な首都・平城京が誕生してから1,300年。これを記念して、日本の歴史・文化が連綿と続いてきたことをお祝いする「平城遷都1300年祭」が始まりました。
奈良へは、修学旅行で1回来たきりという方も多いはず。全国でも有数の歴史資産の宝庫である奈良の魅力を皆さんはご存じでしょうか?国宝は198件あり、古墳は全国屈指の数を誇っています。奈良の魅力は奥深く、1回だけでは見きれません。そこで「平城遷都1300年祭」では、メイン会場となる平城宮跡での催しを始め、県内各地を巡っていただけるよう、四季を通して秘宝・秘仏特別開帳や特別展覧会など多彩な催しを展開します。
また、日本と東アジアの未来について考える「東アジア地方政府会合」や「APEC観光大臣会合」を始め、世界との友好交流を図る取組みなどが、目白押しです。
皆さん、本年は奈良時代の秘められたパワーを体感していただくために、是非「平城遷都1300年祭」にお越しください。「国宝巡礼奈良まほろば手帳」や文化施設、温泉施設の割引クーポン等が付いたお得な冊子「せんとくんクーポン」も準備しています。なお、多彩なイベント内容は公式ガイドブックか下記ホームページをご覧ください。それでは、「平城遷都1300年祭」でお会いしましょう。
「平城遷都1300年祭」の主な行事
◎平城宮跡会場
平城京歴史館などで奈良時代の歴史文化を楽しく体験できます。(4月24日~11月7日)
遣唐使船復原展示 遣唐使シアター(平城京歴史館)
原寸大に復原された遣唐使船(約30m)です。遣唐使の歴史や渡航の様子を、ドラマチックに再現。
実際に甲板に乗って、鑑真和上のことなどを思い起こしてください。
大極殿完成記念式典
完成式典を行い、その後一般公開される。(4月後半)
平城遷都1300年記念祝典
国家的事業として祝典を開催。将来へのメッセージ「平城京宣言」を
発信。(10月前半)
平城京フェア
第一次大極殿前庭でのコンサート(写真:大極殿音絵巻)のほか、
「天平茶会」「平城京カーニバル」「古代行事の再現」などが実施される。 (10月9日~ 11月7日)
「巡る奈良」
県内を四つに分け、各エリアを「玄武」「白虎」「青龍」「朱雀」の四神で表現し、各地を巡る多彩な行事・イベントを展開します。(1月1日~12月31日)
室生寺 五重塔初層開扉
朱の色が美しい五重塔(国宝)初層が、創建以来初めて
特別に開扉される。(3月13日~3月28日)
▼ 「~祈りの回廊~奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳」
県内52の社寺の協力の下、普段はなかなか拝観することができない秘宝・秘仏が堪能できます。
中宮寺 表御殿室内
最古の尼寺と言われる中宮寺。通常非公開の表御殿で品格のある
障壁画などが特別に拝観できる。(~2月28日)
お問い合わせ
平城遷都1300年祭コールセンター
電話番号 0742-25-2010
ファックス番号 0742-20-0710
HP http://www.1300.jp/