産学官連携による課題研究事業によるオリジナルスィーツの商品開発

 島根県の専門高校では「産学官連携による課題研究事業」に取り組んでいます。
 出雲商業高校のテーマは「ぜんざい」。
 「ぜんざい」の語源は旧暦10月の神事で振る舞われた「神在餅(じんざいもち)」と言われていることに注目し、「ぜんざい」の商品開発によって「出雲」の地名を全国にアピールすることがねらいです。
 平成21年度は、島根県と包括業務提携に関する協定を締結している大手コンビニエンスストアの株式会社ファミリーマートと連携し、オリジナルぜんざいスィーツを開発しました。
 ローマ字表記するとZen(=縁)Zai(=愛)となるぜんざいは、女子生徒たちの斬新なアイディアとファミリーマートの支援により、「縁と愛」にあふれたプリンとシュークリームという2種類のスィーツとして商品化され、2月12日以降、中国・四国地方の約550店で販売することになりました。
 また、益田翔陽高校では「地産地消」をテーマとし、地元産のイチゴを使ったジャムパンとオリジナルスィーツを地元のパン屋やケーキ屋の方々と連携して開発しました。
 パンは毎週水曜日、スィーツは毎日、益田市内で販売しています。
 開発にかかわった生徒の中で、パン職人やパティシエを志す生徒が出るなど、「高校生のやる気」を引き出す取組みは、地域産業の担い手育成の機会としても成果を上げています。
 こうした今までにない研究事業は、地元で周知されることで、地域と高校生の相互理解の好循環を呼び好評です。

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ぜんざいスイーツ(プリンとシュークリーム)

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スイーツ開発を担当した益田翔陽高校生(実演販売会場にて)