県民参加の森づくりに向けた「小さな種まき」

 広島県では、荒廃した森林を再生させるため、平成19年度から「ひろしまの森づくり県民税」を導入し、「ひろしまの森づくり事業」を実施しています。
 本事業では、県民参加の森づくりを目指し、手入れ不足の人工林の間伐、森林ボランティア団体と協働した里山林の手入れなどを行うとともに、森林を県民全体で守り育てる意識の醸成を図るため、広報事業等の普及啓発に取り組んでいます。
 今年度の広報事業は、次世代を担う子供たちにスポットを当て、子供たちが身近な森林に興味を持ち、大切さを感じ、森づくりへの関心を高めることを目的に、1.小学生を対象とした「森林ジュニアインストラクター」育成講座2.森づくり体験バスツアー3.森づくり子どもフォーラムの各事業を連動させて、今後の森づくりにつながる「種をまく」事業として実施しました。
 具体的な事業内容は、最初に、安芸太田町立筒賀小学校をモデル校に指定し、町内の森林学習や原生的天然林が残存する龍頭峡(りゅうずきょう)のさまざまな樹木の観察などを行い、県内初の「森林ジュニアインストラクター」として認定を行いました。
 次にバスツアーを開催し、先に認定した「森林ジュニアインストラクター」がガイド役となり龍頭峡での森づくり体験活動を実施しました。参加者からは、子供たちが一生懸命に案内する姿に感動したと評価を受けています。
 最後に、12月に「森づくり子どもフォーラム」を開催し、基調講演、子供たちを対象とした「ひろしまの森づくり事業」の活動、みどりの少年団活動などの事例発表を行いましたが、これらの事業により、参加した子供たちや大人たちの意識が変わってきたように思われます。
 これらの活動を通じて、森づくりへの理解が少しでも深まることを期待するとともに、今後の森づくり活動が、小さな種から大木へと成長するよう、県として取り組みたいと考えています。

お問い合わせ
広島県農林水産局農林整備部森林保全課
電話番号 082-513-3694

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バスツアー

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森林ジュニアインストラクター