「岐阜の宝もの」を新たに2件認定

 岐阜県では、「知ってもらおう」「見つけだそう」「創りだそう」を合言葉に、「飛騨・美濃じまん運動~岐阜の宝もの認定プロジェクト~」を推進しています。
 これは、既に県を代表する「じまん」となっている白川郷、飛騨高山、下呂温泉、長良川鵜飼などに続き、全国に誇る地域資源を県民全体で掘り起こし、磨きをかけ、売り出すことで、観光振興を図ろうとするものです。
 平成20年8月には、県内外から応募のあった1,240件の地域のじまんの中から、日本一滝の多いまち下呂市小坂(おさか)町の「小坂(おさか)の滝めぐり」を「岐阜の宝もの」第1号に認定しました。認定をきっかけに、地域住民によるまちづくり協議会が結成され、滝見遊歩道の整備など活発な取組みが行われた結果、豊かな緑と清流を楽しむ来訪者数は前年の約1.6倍に、有料ガイドツアーの参加者は約15倍になりました。
 2回目の認定となる今年度は、「乗鞍山麓五色ケ原(ごしきがはら)の森(高山市)」と「東濃地方の地歌舞伎と芝居小屋(中津川市・恵那市・瑞浪市)」の2件を、新たに「岐阜の宝もの」に認定しました。
 2月13日に岐阜市内で行われた認定式では、認定委員会の須田寛会長(東海旅客鉄道㈱相談役)から認定理由が発表され、古田知事から認定証が授与されました。飛騨・美濃観光大使のタレント熊田曜子さん(岐阜県出身)も祝福に駆け付けました。
 「乗鞍山麓五色ケ原の森」は、乗鞍岳のふもと標高1,300から1,600mに位置する約3,000haの森林で、希少な自然が豊富に残されている、知る人ぞ知る秘境の地です。平成16年から1日当たりの入山者を制限したガイドツアーを実施。貴重な自然を守りつつ公開する取組みが評価されました。周囲には、奥飛騨温泉郷や小坂の滝など飛騨地域の観光地が点在し、これらを巡る中核地点としても期待されます。
 「東濃地方の地歌舞伎と芝居小屋」は、芝居のみならず、芝居小屋や衣装などの多面的な魅力が評価されました。
 各地で祭礼芸能などとして継承されてきた、地域住民が演じる歌舞伎を「地歌舞伎」と呼びます。県内には27の保存団体が活動しており、その数は日本一です。また、全国に25施設ある劇場型木造建造物のうち明治座、相生(あいおい)座など6施設が3市内にあり、地道な保存活動により約300年にもわたり芝居が継承されてきました。
 今後は、これらの岐阜の宝ものを日本の宝もの、世界の宝ものへと育てていくよう、さらなる魅力向上に向けた地域の取組みを支援していきます。

お問い合わせ
岐阜県総合企画部観光交流推進局観光・ブランド振興課
電話番号 058-272-8396
HP http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11334/jiman/

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「岐阜の宝もの」に認定された「五色ヶ原の森(布引(ぬのび)きの滝)」と「東濃の地歌舞伎」