佐賀県パーキングパーミット制度に新たな駐車場が誕生

 佐賀県では全国に先駆けて、平成18年に「パーキングパーミット(身障者用駐車場利用証)制度」を開始しました。これは身障者用駐車場を必要とする方に利用証を発行し、適正なスペースを確保する制度です。身体障害者の方はもちろん、高齢者や、妊産婦、けが人など、広く歩行困難な方を対象とし、また、"車"ではなく"人"に利用証を交付したことが特長です。現在では、全国12県3市(平成22年2月末時点)に広がっています。
 これまで1万人以上の方が利用し、「便利になった、非常に助かった」という多くの声が寄せられてきました。しかし、車いす利用者から「利用者が増えて、身障者用駐車場に駐車できないこともある」という意見もいただくようになりました。
 そこで、この取組みを更に一歩進めて「パーキングパーミットプラスワン運動」を始めました。これは、県内に1,000ヵ所以上ある協力施設に、身障者用駐車場に加えて出入り口近くの一般駐車スペースを"もう1台分"パーキングパーミット専用スペースとして用意してもらおうという取組みです。身障者用駐車場は、車いす利用者がスムーズに乗降できるよう幅が広くなっていますが、利用者の中には、歩行困難でも一般駐車スペースで乗降可能な方もいることに着目しました。この運動を通じて、利用者全体の利便性を一層向上させます。
 こうした一般駐車場をパーキングパーミット制度の対象にするのは、全国初の取組みです。佐賀県は、これからも「パーキングパーミット制度」のトップランナーとして、この制度をもっと使いやすく、より良いものにしていきます。
 今年12月に嬉野市で開催する「第5回ユニバーサルデザイン全国大会」でも、パーキングパーミットについて情報発信していきます。

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一般駐車場用の「パーキングパーミット」の表示