「麦チェン」運動を進めています。

 小麦は国内需要のほとんどを輸入に依存しており、自給率は14%となっていますが、北海道はその国内生産の6割以上を担う小麦の主産地です。一方、道産小麦は、道外のニーズも高く、その大半が移出され、生産量の1割程度しか道内で製粉・加工されておらず、加工・消費の大部分を輸入小麦が占める状況となっています。
 そのような中、食の安全・安心への関心の高まりと穀物の国際価格の変動などにより、道産小麦への期待が高まっており、平成21年度から、道内で加工・消費される小麦を、輸入小麦から道産小麦へ転換することを推進する「道産小麦転換推進(麦チェン)事業」に取り組み、道民運動としての盛り上がりを期待しています。
 小麦は、米とは異なり、用途が多様で複雑な加工・流通工程を経るため、「麦チェン」の推進には生産から流通・加工、消費に至る幅広い関係者が認識を共有することが重要です。そのため、各段階の関係者が参画して道産小麦の利用拡大に向けた課題や対応方向について情報交換する「麦チェンネットワーク会議」を設置しました。
 また、道産小麦の利用拡大を進めていくためには、道内の製粉・加工・小売業者・飲食店といった方々に道産小麦粉の使用意欲を高めていただくことはもとより、道民の方々に道産小麦製品の消費を拡大していただくことが極めて重要です。そのため、需要が高いパンやラーメンに適した春まき小麦の収益性や安定供給を確保する取組みとして、初冬まき栽培技術を始め、地域の気象や土壌条件に応じた栽培管理技術の普及定着などに取り組むとともに、モデル地域において、地産地消を基本とした商品開発などを支援するほか、道産小麦の利用に積極的な「麦チェンサポーター店」の認定や、麦チェンのPRイベントの開催など消費者などへの普及啓発を展開しています。
 今後は、「麦チェンネットワーク会議」構成員の協力を得ながら、長期的な視点で道産小麦の利用拡大を推進していくこととしているので、多くの皆様のご協力をお願いします。

お問い合わせ
北海道農政部食の安全推進局農産振興課
電話番号 011-204-5434
HP http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/nsk/mamemugi/mugi_change_top.html

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        麦チェンロゴマーク                                     麦チェンサポーター店木製プレート