とちぎの豊かな水が育む多彩な食~とちぎ食の回廊~

 栃木県は、日光国立公園に代表される豊かな自然に恵まれ、災害も少なく、県民所得も上位に位置するなど大変住みやすい県とされています。また、世界文化遺産に登録された日光の社寺や日本最古の大学として知られる足利学校など優れた文化や歴史を有し、41年連続収穫量日本一の「いちご」を始め、にら、かんぴょう、生乳、あゆなど全国に誇れる特色ある農産物が数多くあり、地域の食材を生かした郷土料理も各地で伝承されています。
 そこで、本県では、県民が郷土に誇りを持ち、県内外に向けて魅力ある〝とちぎ〞をアピールし、本県のイメージアップを図る「ブランドに着目した誇り輝く〝とちぎ〞づくり」を進めており、中でも、本県の誇れる多彩な農産物や食文化を、景観や観光、温泉などの地域資源と有機的に結び付け、地域の活性化や産業振興につなげる「とちぎ食の回廊づくり」を県民運動として展開しています。
 「とちぎ食の回廊」は、地域の特色ある「食」をテーマに設置された、県内九つの「食の街道」から構成され、各街道では、地域を売り出していくために、さまざまな取組みを行っています。
 このうち、本県の豊かな水に育まれた食をテーマにした街道をご紹介します。

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 「那珂川あゆ街道」は、県の東部を流れる那珂川に沿って走る国道294号沿いに位置しています。那珂川は、関東の四万十川とも呼ばれ、昔から天然鮎の遡上のメッカとして多くの釣り人に愛されており、平成10年以降、鮎の漁獲高日本一を誇っています。また、夏から秋にかけて設置される観光やなでは、天然の鮎をその場で塩焼きにして食べることができ、家族連れなど多くの観光客でにぎわいます。
 この地域は、鮎のほかにも米麦、ねぎ、うど、アスパラガス、梨など多彩な農産物の生産が盛んで、また、「奥の細道」ゆかりの地など豊富な地域資源もあり、これらを生かした魅力ある地域づくりが進められています。

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 「たかはら山麓水街道」は、県都、宇都宮市の北隣に位置しています。この地域の高たか原はら山麓中腹には、日本名水百選に選ばれた「尚仁沢湧水群」があり、毎日多くの人が「おいしい水」を求めて訪れています。
 当地域は、これらの良質な水を用いて、そば、豆腐、清酒などの生産が盛んで、また、温泉や観光りんご園など四季折々の自然と旬の味覚にあふれており、訪れる人々をいつも楽しませてくれます。

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 このように、地域で取り組まれている「食の街道」では、いずれも、その地域ならではの「見る」「食べる」「遊ぶ」などの体験を通して、栃木の豊かな「食」と安らぎの時間を感じていただけます。ゴールデンウィークや休日には、ご家族やグループなどで是非お出かけください。

お問い合わせ
栃木県農政部農村振興課
電話番号 028-623-2333