山梨県立科学館がリニューアルオープン

 山梨県立科学館は、平成10年の開館以来、40作品を超えるオリジナルのプラネタリウム番組の制作・上演を始め、宇宙飛行士の土井隆雄さんへの応援歌として、全国からたくさんの言葉を集めて作った「星つむぎの歌」が、スペースシャトルの目覚まし曲になるなど、注目を集める企画を次々と展開してきました。
 この県立科学館が、設備を充実させ3月末にリニューアルオープンしました。リニューアルの目玉は、スペースシアターに導入された最新鋭のプラネタリウム。光学式プラネタリウムのMEGASTAR―ⅡA、デジタルプラネタリウムのステラドームプロとユニビューがすべて連動する「プレアデスシステム」は、我が国では初めて導入されるものです。このプラネタリウムは、1,500万個の星で、満点の星空と天の川をリアルに表現できるほか、最新の天文学が伝える地球から137億年かなたの宇宙の果てまでを、NASAのデータを基に、正確に描くことができます。新システムを駆使して制作したオリジナルの新番組「137億年目の誕生日」は、リアルな宇宙像と迫力ある映像で、私たちすべての命が宇宙の始まりにつながっていることを伝えます。
 また、科学の不思議を体験できる展示アイテムが揃い、小中学生に人気のある常設展示室も模様替えをしました。大きなシャボンの内側から風景を観察することでいろいろな不思議を発見できる「スーパーシャボンカーテン」や、温室効果ガスがなくなった場合の地球の温度、マイナス19℃を体験できる「ひえひえワールド」など、科学を楽しく学べる四つの展示アイテムを導入し、連日たくさんの人でにぎわっています。
 県立科学館は、青少年を始めとする県民の科学に対する関心と理解を深めることを目的とした施設です。今後も、これらの設備を有効に活用するとともに、実験教室や科学工作などにも創意工夫を重ねながら取り組み、科学のおもしろさを伝えていきたいと考えています。

お問い合わせ
山梨県立科学館
電話番号 055-254-8151

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MEGASTAR-ⅡAによる美しい天の川(撮影 三好心)