APECエネルギー大臣会合開催記念「APECジュニアフォーラム」の開催

 6月19日、20日に福井県で初めてとなる大規模な国際会議「2010年日本APECエネルギー大臣会合」が福井市で開催されます。
 会合の成功に向けて、昨年10月、会合運営を支援する「2010年日本APECエネルギー大臣会合福井開催推進協議会」を設立。現在、地元や関係機関が一体となり準備を進めています。
 これまで、地元の機運を高めるためAPECの役割やエネルギーなどについて紹介するセミナーの開催やカウントダウンボードの設置などを行いました。
 また、福井の未来を担う子供たちが、APECをきっかけに、世界に目を向け、エネルギーや環境の将来に関心を持つための国際教育にも力を入れており、高校生を対象としたAPEC参加国大使によるリレー講演会などを大臣会合に向け順次開催しています。
 この国際教育の一環として、3月18日、敦賀市に県内各地域の中学生が集まり、「APECジュニアフォーラム」を開催しました。
 県内の10中学校から参加した約420人の生徒たちは、1月から3月にかけて、APECに関することや担当する参加国・地域の地理や歴史文化などの概要、それぞれのエネルギー事情などについて学習を行ってきました。また、APEC参加国出身の留学生が各校に出向き、自国の実情などを紹介する「国際交流講座」も受講しました。
 こうした事前学習で学んだことをもとに、参加各校は「APECエネルギー新聞」を作成し、フォーラム当日には、自分たちで作成したスライドを用いて、学習成果を発表しました。
 各校代表生徒たちによる意見交換会では、「APEC参加国・地域に暮らす一人ひとりが、エネルギーについて「もったいない」の意識を持つことが大切」との考えや、「それぞれの国・地域に適したエネルギーの導入を進めることが大切であり、APEC全体で、技術協力や共同研究、人の交流を積極的に行うことが必要」といったエネルギー供給地「福井」に暮らす中学生ならではの発言が出るなど、活発に意見交換がされました。
 最後に各校の意見を踏まえ、「エネルギーの有効利用」、「クリーンエネルギーの導入」、「持続可能な成長の実現」の三つの観点から、会合への期待や決意をエネルギー大臣会合に向けた提言として取りまとめ、発表しました。
 「福井の子どもたちから 未来へのメッセージ」と題したこの提言は、エネルギー大臣会合期間中、会合参加者に直接アピールすることを目指しています。

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代表生徒によるエネルギー大臣会合に向けた提言の発表