関西経済圏の日本海側のゲートウェイ―京都舞鶴港

 天然の良港である京都舞鶴港は、関西経済圏の日本海側のゲートウェイとして、古くから対岸諸国との交易発展の役割を担っていました。
 いよいよこの4月から、舞鶴国際ふ頭(みずなぎふ頭)が供用開始。水深14m の岸壁を有する日本海側では最大級の多目的コンテナターミナルには、5万t級の大型船舶の寄港が可能です。
 さらに、平成26年には、京都縦貫自動車道が全面開通することで、京都からのアクセスがよくなり、京都を始め関西経済圏の物流効率が更に向上します。
 今や世界経済を牽引する成長著しい中国の東北3省、アジアのハブ港釜山を持つ韓国、開発が進むロシア極東地方との航路を持つ京都舞鶴港は、これらの地域の特徴を踏まえた新たな航路戦略の下、ポートセールスや背後圏への企業誘致を進めていきます。
 そのためにも、他港との競争力のアップ、リードタイムの短縮などの利便性の向上が急務です。中長期的には、シベリア鉄道等北東アジアランドブリッジを活用した欧州への第3のルート開拓など、環日本海時代を見据えた太平洋側から環日本海側への物流ルートの転換を図っていく必要があると考えています。
 さらに、産業集積については、昨年9月に国際ふ頭の港湾関連用地に、風力発電関係の企業など3社が立地を表明。港の利用振興につながる背後圏への物流産業や環境関連産業の誘致を積極的に進めていきます。
 また、日本の観光地の中心地―古都・京都などへの誘客手段として、京都舞鶴港へ国際フェリーやクルーズ客船を誘致し、対岸諸国からの観光客を増大させる取組みや、北海道小樽港との長距離フェリーの利用促進、企業ニーズに合わせたバラ荷貨物の取扱能力の強化等、さまざまな面から機能の充実を図っていきます。
 今後は、舞鶴国際ふ頭を核として、京都企業など関西経済圏の物流の効率化や京都府北部地域の産業振興など、物流・観光の両面で港の機能を強化していきます。

お問い合わせ
京都府貿易・商業課
電話番号 075-414-4844

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舞鶴国際ふ頭完成式典