整備が進む広島都市圏の高速道路ネットワーク~広島高速2号線・3号線(宇品~吉島)が開通

 政令指定都市・広島市を中心とする広島都市圏は中国地方最大の人口集積地であり、中枢拠点機能を強化していくことが求められています。しかしながら、都市交通基盤については、山陽自動車道を始めとする高規格幹線道路の整備が進められた一方で、都市内の道路網の整備が十分でないために交通混雑が著しく、高速性・定時性の確保が喫緊の課題となっています。
 このような状況を踏まえ、平成9年に、広島県は、広島市との共同出資により広島高速道路公社を設立し、都市圏を環状あるいは放射状に結ぶ自動車専用道路網を、全国で四番目となる指定都市高速道路として整備していくこととしました。
 現在、整備計画に位置付けられた5路線約29キロメートルについて、平成25年度の完成を目途として事業を展開しています。これまでに、山陽自動車道との直結により広島市内から広島空港へのアクセスを担う高速1号線、複数の河川により分断されている広島市の臨海部の東西方向の交通の軸となる高速3号線の一部(仁保~宇品)、広島市北西部で開発が進む西風新都地区と広島市中心部とを直結する高速4号線の計約14キロメートルが供用しており、県内の産業・経済活動や県民の日常生活において重要な役割を果たしています。
 そして、今月26日には、広島市東部の南北方向の交通の円滑化を担う高速2号線と、高速3号線の一部(宇品~吉島)の計約8キロメートルが開通し、これまでの供用路線が連結され、初めて都市高速道路が網として形づくられます。今回の開通で、都市内の交通が広島高速道路へ転換することにより、一般道路の交通混雑の緩和や環境負荷の軽減などの効果が期待されます。また、広島高速道路と山陽自動車道や広島呉道路などが直結し、沿線の市町や広島港などの物流拠点が高速道路のネットワークで結ばれ、広域的な交通や物流の機能の向上による地域経済の活性化への貢献も期待されています。
 広島都市圏の新たな交通基盤として整備が進む広島高速道路ですが、残る事業区間についても一日も早く開通できるよう、今後とも取り組んでまいります。

お問い合わせ
広島県土木局土木整備部道路企画課
電話番号 082-513-3891

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          広島高速道路整備計画図