「プロ野球の森」と「トキの森クレジット」で環境への取組みを強化

 去る3月11日、日本野球機構(NPB)と新潟県は「プロ野球の森」協定を結びました。この協定は、NPBが行っている「グリーンリストバンド」募金の使途として、新潟県内に「プロ野球の森」を整備し、自然保護活動に貢献するものです。本県との協定は、昨年協定を結んだ宮崎県に次いで2番目となりました。
 「プロ野球の森」の整備に当たっては、植樹する場所として、「ハードオフ・エコスタジアム新潟」がある同じ新潟市内の海岸を選定しました。マツやシロダモ約2,500本が4,000平方メートルにわたり植樹される見込みであり、植樹にはプロ野球選手や少年野球チームなどから参加していただく予定となっています。
 さらに、NPBでは、試合時間を9回終了で3時間以内という目標も設定しており、それを超えた時間の電力消費などで排出されたCO2の量を オフセット(相殺)することとしています。2009年のプロ野球における1試合の平均時間は3時間8分で、合計92t分のCO2が余分に排出されました。このCO2の一部を、自治体の取組みとして全国で初めて認証されたJ―VER(オフセットクレジット)プログラムである佐渡市の「トキの森クレジット」を活用してオフセットすることになりました。今年は、放鳥されたトキが1979年以来31年ぶりに産卵したこともあり、自然界でのトキの定着を後押しする生息環境の整備にも役立つと期待されています。
 環境への取組みは長期的な視点で一歩一歩着実に進めていくことが重要です。ただ単に木を植えるだけでなく、次の世代につながる「森づくり」を進めることができれば緑は無限に広がっていくことでしょう。
 今年の夏はトキの観察と本県初開催となるプロ野球オールスターの観戦でエコな新潟県をお楽しみください!

お問い合わせ
新潟県農林水産部治山課
電話番号 025-280-5332

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調印式に出席した泉田知事(右から2番目)