世界文化遺産登録を目指して~「旧万田坑(まんだこう)」4月25日グランドオープン!~

 熊本県では、県内の貴重な文化遺産の価値を見つめ直し、未来に引き継いでいくため、「阿蘇」、「天草のキリスト教関連遺産」、「九州・山口の近代化産業遺産群」の三つの資産について、関係市町村などと連携し、世界文化遺産への登録を目指しています。
 これまで、県内各地でシンポジウムなどの住民啓発事業や世界文化遺産の前提となる文化財国指定に向けた調査事業などに取り組んできました。その結果、「世界遺産登録を目指す会」などの住民組織の発足や、地元のNPO法人などの活動が活発になったほか、県と関係市町村の協力連携が強化されるなど、世界文化遺産登録に向けて気運が醸成されつつあります。
 その一つ、熊本県荒尾市にある「旧万田坑」では第二竪坑櫓(たてこうやぐら)及び巻揚機室などの整備が終了し、4月25日にグランドオープンを迎えました。見学コースが整備され、いつでも見学できます。「旧万田坑」は、明治・大正期において海外の石炭市場を席巻した三池炭鉱の主力坑として、国内外の石炭需要の増加に対応してきました。その後、昭和26年に採炭を中止し、平成9年には閉山しましたが、巻揚機を始め、明治期の炭鉱施設として一連の施設が残されている貴重な文化遺産として、現在、国指定重要文化財(建造物)及び国指定史跡に指定されています。

「旧万田坑」の見学に関するお問い合わせ
万田坑ステーション
電話番号 0968-57-9155

お問い合わせ
熊本県教育庁文化課
電話番号 096-333-2705
ファックス番号 096-384-7220
E-mail bunka@pref.kumamoto.lg.jp

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「九州・山口の近代化産業遺産群」の一つ「旧万田坑」