縄文時遊館新展示室オープン!

青森県では、北海道・岩手県・秋田県とともに「北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群」の世界遺産登録を目指しています。
 そのうちの一つ、青森市にある三内丸山遺跡では、遺跡の入り口に位置する交流施設「縄文時遊館」の一部を改修して新たな展示室の整備を進めており、いよいよ7月9日にオープンを迎えます。
 新展示室では、「縄文人の生きる姿―自然との共生―」をメインテーマに、重要文化財も含めた豊富な出土品の展示を中心として、三内丸山遺跡を総合的・体系的に紹介します。また、展示室内では、等身大の人形が縄文人のさまざまな生活シーンを再現します。
 ほかにも、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けて、縄文文化や縄文遺跡群の価値や魅力についても幅広く紹介します。

展示室テーマ構成

A.プロローグ~現代から縄文世界へ
  タイムスケールトンネルにより、約1万年間続いた縄文時代の長さを体感。
B.縄文人のこころ
  重要文化財を始めとした、三内丸山遺跡を代表する出土品を展示。
C. 基層展示―縄文人の生きる姿
  等身大人形により、縄文人の生き生きとした姿や暮らしの様子を再現。
D. テーマ展示―縄文人の暮らしをひもとく
  当時の自然環境や縄文人の生きる術、他の地域との交流・交易の状況などを紹介。
E.縄文文化展示
   世界遺産を目指す「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の構成資産となっている遺跡を紹介するとともに、三内丸
  山遺跡と当時の世界との比較や、発掘調査情報について紹介。

 また、今年5月には、「くまのがっこう」シリーズなどで知られる絵本作家あいはらひろゆきさんによる、本県の縄文文化を題材にした絵本「クックル~ひかりのみち~白神・縄文の精霊たち」が刊行されました。この絵本は、縄文時代にタイムスリップした少女と森の精霊クックルの心の交流を描いた物語で、ブナの森や六本柱など、白神山地や三内丸山遺跡の風景が登場します。
 絵本で縄文へ思いをふくらませ、新装された縄文時遊館展示室で縄文を学び、三内丸山遺跡で縄文に生きた人々の息吹を感じる。
 今年の夏はそんな縄文づくしはいかがでしょうか。北のまほろばで皆さんのお越しをお待ちしています。

お問い合わせ
青森県縄文時遊館
電話番号 017-766-8282

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三内丸山遺跡