分散飼育中のトキに、ヒナ誕生!

 今年4月25日、いしかわ動物園で飼育していたトキの卵がふ化し、待望のヒナが誕生しました。
 平成16年に分散飼育の受入れを表明し、今年1月に40年ぶりに石川県に里帰りを果たしたトキ。石川県では、これまでトキ近縁種の飼育繁殖などで実績を積み、分散飼育地の決定を受けてからは、施設整備や佐渡トキ保護センターでの研修など、受入れ準備を入念に進めてきました。その成果もあり、人工ふ化・育すうが順調に進み、現在八羽のヒナが成長しています。
 また、このヒナの誕生を受け、4羽の親のトキのうち、既に名前のついている「ひかる」以外の3羽について、分散飼育が今後も順調に進むことを願い、公募により愛称を決定しました。ももか(桃加)、ほうた(鳳太)、ななみ(七海)といずれも石川の地域名にちなんで命名されました。
 現在石川県では、県立自然史資料館で「トキがいたあの頃」と題したトピックス展を開いており、今月の17日からは、県立歴史博物館において、トキをテーマとした特別展「トキ舞う空へ―鳥と人の文化史―」を開催し、トキへの関心・理解を深めていただくこととしています(いずれも8月31日まで開催)。
 佐渡で放鳥されたトキが、この春、40年ぶりに石川の空を舞いました。トキは里山のシンボルでもあり、将来、本県で生まれたトキが石川の空を舞う日が来ることを願いながら、今後も飼育・繁殖に努めるとともに、トキと人が共に暮らせる里山の環境づくりに取り組むこととしています。

お問い合わせ
石川県自然保護課
電話番号 076-225-1478

ishikawa201007.JPG
順調に発育中のヒナたち(6月13日撮影)