『清流がつなぐ未来の海づくり』全国豊かな海づくり大会を河川で初めて開催

 『第30回全国豊かな海づくり大会~ぎふ長良川大会~』が6月12・13日、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、清流長良川が流れる岐阜県関市・岐阜市で開催されました。
 岐阜県は、北部の飛騨地域に穂高岳、槍ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳や白山など、3,000m級の山々がそびえ、南部の美濃地域には、木曽川、長良川、揖斐川の3川に囲まれた水郷地帯が広がっています。豊かな森林とそれを源とする清流が織りなす美しい自然は、岐阜県民の誇りであり、県内外の多くの人々を魅了してきました。
 また、清流が育む鮎を始めとした水産資源、千有余年の歴史を誇る鵜飼などの伝統文化、あるいは、豊かな水を生かした美濃和紙、関の刃物、陶磁器といった伝統産業など、水から多くの恩恵を受けています。
 私たちは、森・川・海をつなぐ水の循環が生命の源となっていることを深く認識し、その恵みに感謝しつつ、水に育まれた自然や文化を守り、育て、次世代に引き継いでいかなければなりません。
 今大会は、河川で初めて開催される全国豊かな海づくり大会として、これまでの水産資源の保護・増殖や水産業の振興とともに、新たに「水を守る」、「地球環境を守る」という「環境」をテーマに加え、海づくり大会に新たな歴史を刻みました。
 大会の開催に当たっては、「清流が つなぐ未来の 海づくり」を合い言葉に、「水と人とのつながり」、「県境を越えた森・川・海のつながり」、そして「世代のつながり」を大切に準備を進めてきました。例えば、県内外にまたがる流域ごとに、川と海を往き来する鮎やアマゴなどの回遊魚に例えた「回遊旗リレー」を行い、6県80市町村の皆さんとのつながりを実感し、深めてきました。
 また、次代を担う子供たちが水について学び、自分たちに何ができるかを考える「水の子ども会議」を県内各地で開催し、1,000人を超える子供たちに参加いただきました。
 さらに、多くの企業・団体の皆さんに300件を超える協賛行事を開催いただくとともに、大会当日、県内全市町村で関連行事が開催され、16万人を超える県民の皆さんに参加いただき、まさに県民総参加の大会となりました。
 岐阜県では、清流の国づくりの理念を、平成18年の全国植樹祭から、今回の全国豊かな海づくり大会、そして来る平成24年のぎふ清流国体・ぎふ清流大会へと引き継ぎ、太平洋と日本海につながる「清流の国ぎふ」を本県のアイデンティティとして、また強みとして、地域づくりを進めていきたいと考えています。

お問い合わせ
岐阜県全国豊かな海づくり大会推進事務局
電話番号 058-272-1111 内線2837
HP http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11438/umisite/

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長良川に稚魚を御放流される天皇皇后両陛下