〝フードバレーとちぎ〞を目指して~とちぎ〝食〞の産業フォーラム~

 栃木県は、全国で4番目に第二次産業の割合が高い「ものづくり県」で、自動車、航空宇宙、医療機器などの産業分野で、大手企業や技術力の高い中小企業が集積しています。
 また、関東一の面積を有し、広大な農地や良質で豊かな水に恵まれていることから、農業や畜産業も盛んで、首都圏の「食」を支える生産基地となっています。特にいちごの収穫量は41年連続日本一、生乳産出額は北海道に次いで全国第2位を誇っています。
 本県では、これまで自動車、航空宇宙、医療機器、光、環境の五つの産業分野を指定し、重点的に振興を図ってきましたが、これらに加え、比較的景気に左右されにくい内需型産業である食品産業とこれに関連する産業の振興に取り組み、内外の環境に対応できる厚みのある産業構造を構築し、本県経済の持続的な発展を目指していくこととしました。
 食品産業は農業、食品製造業や外食産業など生産から加工・流通・消費に至るまで、関連する産業が幅広く、食品及び関連産業の活性化は地域振興に大きく寄与するものと考えています。本県の豊かな農産物や良質で豊富な水などを生かした大手飲料・食品製造企業が、今にも増して立地・集積し、また、地元企業が、大学等との連携により、豊かな地域資源を活用した新商品開発や販路開拓などに積極的に取り組み、成長できるよう各種施策を実施していく予定です。
 今年度は、7月20日(火曜日)に、「とちぎ〝食〞の産業フォーラム」を開催しました。
 第1部では、会社経営コンサルタントの長澤多加生氏から「脱価格〝売れる〞をつくる」と題し、流通を中心とした最新の情報や、〝フードバレーとちぎ〞に期待することなど、貴重なお話をいただきました。
 第2部では「とちぎの〝食〞の力を活かすために」をテーマに、静岡県富士宮市の小室市長や県内の企業、大学、農業団体などの関係者によるパネルディスカッションを実施しました。各パネリストからは、これまでの各自の取組みの紹介があり、その後、とちぎの「食」のさまざまな可能性を探る活発な意見交換が行われ、今後の事業展開に当たり、大変有意義なものとなりました。
 県では、今後も関係機関と協力しながらさまざまな事業を実施し、「食」をテーマに地域経済が成長・発展し、活力あふれる〝フードバレーとちぎ〞を目指していきたいと考えています。

お問い合わせ
栃木県産業労働観光部産業政策課
電話番号 028-623-3203

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