GIFU・iPhoneプロジェクト展開中

 「iPhone(アイフォーン) 」などの多機能携帯端末の普及が、世界的に急速な勢いで進んでいます。
 岐阜県では、早くからiPhone用アプリケーション(アプリ)の開発に取り組んできた県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)の協力の下、大垣市にある県の情報産業基地「ソフトピアジャパン」を拠点に、iPhoneアプリ開発人材の育成やiPhoneを活用した地域振興を図る「GIFU・iPhone プロジェクト」を、平成21年度からスタートしました。
 現在このプロジェクトは、1.アプリ開発に挑戦したい方を応援する研修講座「iPhone 塾」、2.モバイル環境に関する異業種・異分野の情報交換会「モバイルカフェ」、3.「iPhone を活用した地域振興支援」の3本柱で展開しています。
 「iPhone 塾」は昨年度中に計28講座を開講し、首都圏を始めとする県外の方も含め延べ500人の方が受講されました。
 受講者が開発したおみくじアプリ、点字変換アプリなども既に配信されており、中には国内無料アプリダウンロードランキングで上位に入る人気のアプリも誕生しています。今年度も定員をはるかに上回る申込みがあり、今後岐阜県生まれのアプリが更に増えることが期待されます。
 また、毎週木曜に開催している「モバイルカフェ」には、アプリ開発者、研究者、モノづくり企業、学生などが参加し、より魅力あるアプリ開発に向けた情報交換や異業種間のネットワークづくりを行っています。
 最近では、この交流をきっかけに、アプリ開発のためのデザインノート「PadNote 」や、自動車などの金属部品の切削加工技術を生かしたアルミ製のiPhone 置き台、伝統工芸「飛騨さしこ」を使ったiPhone ケースといった関連商品が誕生しました。
 今後は、こうした異業種・異分野交流を更に促進し、モノづくり企業の新商品の開発・販売といった新規事業の展開につなげていきたいと考えています。
 さらに、「iPhone を活用した地域振興支援」では、ソフトピアジャパン入居企業が開発したアプリ「セカイカメラ」(GPS機能を使い、エアタグと呼ばれる情報を表示)を活用し、地域関係者などと連携して観光振興に寄与する取組みを中心に進めています。
 代表的な活用例としては、高山市での「クイズラリー」によるまちなか周遊や、「関ヶ原の戦い」の舞台となった関ヶ原町での「陣旗・武将肖像画の情報提供」などがあります。
 今年度は新たに、子育て家庭応援キャンペーン参加店舗や、2年後に開催するぎふ清流国体の競技施設の紹介など、県の主要施策と連携した取組みも進めていく予定です。
 今後とも、産学官及び民が自由にアイデアを出し合い、一体となってプロジェクトを展開し、産業、さらには地域全体の振興につながる挑戦をしていきたいと考えています。

お問い合わせ
岐阜県情報産業課(情報産業担当)
電話番号 058-272-8375
HP http://mobilecore.net/

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情報交換会「モバイルカフェ」