県民協働による中山間地域の活性化に向けて

 岡山県内の中山間地域は、おおむね県中部の吉備高原から北部の中国山地にかけて広がっており、その区域は、27市町村のうち22市町村に及び、面積では、5,353キロメートルで県土面積の約75%を占めています。
 中山間地域の活性化については、県政の最重要課題の一つとして、「岡山県中山間地域の振興に関する基本条例」及び「岡山県中山間地域活性化基本方針」に基づき、各種施策を総合的に展開しているところです。
 特に平成20年度からは中山間地域特別支援事業を実施し、小規模高齢化集落など単独での集落機能の維持が困難な集落については、その周辺部の集落と連携した広域的な支え合いの体制づくりを推進し、集落機能の再編・強化に取り組んでいます。
 今年度からは、こうした集落機能の再編・強化に取り組む地域を「おかやま元気!集落」として中山間地域の活性化の原動力と位置付け、その活動を支援するとともに、その拡大を図り、中山間地域の活性化に結び付けることとしています。
 また、中山間地域の活性化のためには、地域の主体的な取組みとともに、中山間地域の現状やその活性化に向けた取組みに対する県民の理解参加が必要なことから、今年度新たに、NPO法人に業務を委託する形で「岡山県中山間地域協働支援センター」を設置しました。
 この協働支援センターでは、「おかやま元気!集落」での話し合いや事業実施をサポートする「おかやま元気!集落アドバイザー(岡山版集落支援員)」の養成や、地域運営の中心となるリーダーとこれをサポートする市町村職員などの資質向上を目的とした「中山間地域リーダー養成講座」を開催するなど、人材の育成に取り組んでいます。また、中山間地域に関心のある大学生を対象にした「中山間地域サポーターズ・カフェ」や、NPO、大学、民間団体などの多様な主体で構成する「中山間地域活性化ネットワーク会議」を設置・運営するなど、中山間地域の活性化に向けた取組みのすそ野の拡大を図ることとしています。

okayama201008.jpg
おかやま元気!集落アドバイザー養成講座の様子