きれいな海を取り戻そう! 日本と韓国で海岸の一斉清掃

 日韓海峡を挟んだ山口、福岡、佐賀、長崎各県と韓国側の釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州道の日韓8県市道では、今夏、地域住民や民間団体などの協力を得て、「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」を実施しました。
 今、日本と韓国では、日本海沿岸の海岸漂着ごみが大きな問題となっています。海岸漂着ごみは、美しい景観を損なうばかりでなく、観光や環境、漁業、海洋生物など、多方面に多大な影響を及ぼします。
 特に山口県は、全国で6番目に長い約1,500キロメートルの海岸線を擁していることもあり、海岸漂着ごみの量も全国で4番目の多さです(農林水産省及び国土交通省『海岸における一体的漂着ゴミ対策検討調査報告書』、平成19年3月)。本州の西端に位置する山口県に漂着したごみが、海流に乗って他県や外国に運ばれることもあります。
 「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」は、そうした状況を踏まえ、昨年行われた日韓海峡沿岸県市道交流知事会議で、本県の二井知事が提案したものです。
 一斉清掃は、韓国の海の日である5月31日から日本の海の日である7月19日まで、「みんなで守ろう 日韓海峡の未来へつなぐ 美しい海」をスローガンに実施しました。
 日本側4県は、6月6日を統一実施日として定め、山口県では、日本海沿岸4ヵ所で清掃を実施しました。地域住民や漁業関係者、サーファー、留学生など約1,000人がボランティアとして参加し、約14tの海岸漂着ごみを回収しました。
 一斉清掃期間中、県内の清掃実施箇所は59ヵ所、参加者は約21,000人となりました。
 山口県では、今後、この一斉清掃の取組みを定着させ、海岸本来の美しさを取り戻して、将来の世代に引き継いでいきたいと考えています。

お問い合わせ
山口県廃棄物・リサイクル対策課
電話番号 083-933-2992

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ボランティアによる海岸一斉清掃