実感! 自然体!

 昭和63年4月に開園した愛媛県立「とべ動物園」は、敷地面積17.4ha、展示動物約180種900点と西日本屈指の規模を誇る県内唯一の動物園です。
 これまでに延べ1,300万人以上の方にご利用いただいている「とべ動物園」ですが、開園後20年以上が経過し、一部施設で老朽化が進んできたことから、もっと魅力ある施設へ改修する必要が生じています。
 そこで、野生動物本来の生態を間近で見られる「行動展示」を導入した獣舎の改修に平成18年度から順次取り組んでおり、今年4月には、「ペンギン舎」をリニューアル。「ペンギン舎」では、これまで、ペンギンを柵越しに見ることしかできませんでしたが、プール壁面に縦1.6m 、横8m の大きなアクリル板を設置することにより、ペンギンが水中を泳ぐ自然な姿を間近で実感いただけるようになりました。また、プールの一部に湾曲したアクリル板を配置することにより、ペンギンがまるで空を飛んでいるように頭上を泳ぐ姿を下からのぞき込んでご覧いただけるようになり、子供から大人まで大好評を博しています。
 施設の老朽化も深刻ですが、飼育動物の高齢化も進んでおり、動物園の本来の役割でもある種の保存が果たせるよう、指定管理者である公益財団法人愛媛県動物園協会では、動物の繁殖にも日々努力を重ねています。
 そのおかげもあり、5月にはアミメキリンの赤ちゃんが、6月にはカリフォルニアアシカの赤ちゃんが2頭続けて生まれるなど、人気動物の赤ちゃんラッシュが続いています。そのほか、12歳(人間の年であれば100歳超に相当)のアカカンガルーが妊娠・無事出産し、白内障で盲目ながらもしっかり子育てしている姿が大きな話題を呼びました。これも、動物園の管理が行き届いている表れと外部からも高い評価をいただいています。
 愛媛県としては、これからも、更に皆様から愛され親しまれる動物園となるよう、あらゆる面で努力していきたいと考えていますので、是非、「とべ動物園」にご来園ください。

愛媛県立とべ動物園HP
http://www.tobezoo.com/index.html

ehime201009.jpg
リニューアルされたペンギン舎で泳ぐ
フンボルトペンギン