医聖華岡青洲生誕250年記念式典・シンポジウムの開催

 今年は、世界で初めて全身麻酔手術に成功した医聖『華岡青洲』の生誕250年に当たります。
 華岡青洲は、1760(宝暦10)年10月23日、紀ノ川中流の旧那賀郡那賀町(現紀の川市)に生まれました。代々医者の家系であったため、父の下で医学を学びました。1782(天明2)年から3年間京都に遊学し、麻酔剤「麻沸散(まふつさん)」を使って開腹手術をした古代中国、三国時代の医師、「華佗(かだ)」の存在を知り、日本の華佗になることを決意します。
 京都から帰郷した青洲は、診療の傍ら麻酔剤の研究に努め、自らの妻と母を被験者として実験を行い、曼陀羅華を主成分とする「通仙散(つうせんさん)」を完成させました。帰郷19年後の1804(文化元)年、老婦人の全身麻酔による乳がん手術に成功しました。
 青洲の生涯については、有吉佐和子作の小説「華岡青洲の妻」により、広く知られています。現在、米シカゴ市にある国際外科学会シカゴ本部外科歴史博物館内の「日本外科殿堂」に顕彰されています。
 このたび、青洲生誕250年を記念し、青洲生誕の日である平成22年十月23日(土曜日)13時から紀の川市の粉河ふるさとセンターにおいて「医聖華岡青洲生誕250年記念式典・シンポジウム」を開催します。シンポジウムでは、偉大な業績を讃え、郷土の誇りとして後世に伝えるため、パネリストがそれぞれ華岡青洲について語り、その功績と現在につながる医の精神を顕彰します。

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青洲の華岡青洲肖像画