世界への第一歩!室戸が世界ジオパークの候補地に

 室戸ジオパークは、9月14日に行われた日本ジオパーク委員会において、「世界ジオパークネットワーク(GGN)へ加盟申請する国内候補地に選定されました。
 ジオパークとは、ユネスコが支援する世界ジオパークネットワークが推進している事業で、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を含む一種の自然公園です。現在、ヨーロッパや中国を中心に21ヵ国66地域が認定され、国内では洞爺湖有珠山など3地域が認定されています。
 ジオパークでは、地質遺産を保全しながら地球科学の普及に利用し、さらに地質遺産を観光の対象とするジオツーリズムを通じて地域社会の活性化を目指しています。また、地質遺産だけではなく、そこから生まれた自然、歴史、文化、人に触れる場所として整備することにより、大地と人のつながりを多くの方に理解していただくことが大きな目標です。
 室戸半島では、白亜紀(約1億年前)から現在にかけて、地球のダイナミックな営みによって生じた地質や地形を見ることができます。海岸に沿って生じた「海成段丘」などの地形は、海洋プレートが沈み込むときに、その上の陸地に加わった地質体が、南海地震などにより地上に表れたもので、かつて深海で起こった地球の変動などの出来事を地質の変形として観察できる場所として、世界中に知られています。
 室戸市は、2008年日本ジオパークに登録されて以降、昨年11月には「ジオパーク推進室」を設置し、案内板や遊歩道の整備、またガイドの養成など、ハード、ソフトの両面で取組みを進めてきました。
 来年秋ごろに発表される世界ジオパークネットワークの認定に向け、これからもほかのジオパークと連携しながら、地域全体で取組みを継続し、室戸ジオパークの素晴らしさを広めていきます。

お問い合わせ
室戸ジオパーク推進協議会事務局
電話番号 0887-22-5161
室戸ジオパークHP
http://www.muroto-geo.jp/www/

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室戸の海成段丘