スタンプラリーで北海道遺産をPR

 次世代に引き継ぎたい北海道ならではの宝物―北海道遺産。
 北海道には、ほかの地域とは異なる固有の自然や生物、アイヌ文化などの優れた北方文化、ニシン漁や石炭のほか大規模農業などの独自の産業、雪と寒さに彩られた北国の暮らしなど、有形無形の財産があります。
 北海道遺産構想は、これら北海道ならではの宝物を、観光や教育などの資源として活用することで、更に磨きをかけて価値を高め、次の世代に手渡そうという官民協働の取組みで、合計で52件の北海道遺産が誕生しています。
 北海道遺産をもっと多くの方々に知っていただくため、NPO法人北海道遺産協議会では、企業等の協賛を得ながら、「北海道遺産スタンプラリー」を実施しており、平成20年度には第1弾として、札幌市と江別市の北海道遺産12件を対象に、平成21年度は、道央圏の「食と酒」をテーマに実施しました。どちらも観光客を含め多くの方々に参加いただき、また、ラリーブック(台帳)は、北海道遺産やラリーポイントとなった各施設に関するミニガイドブックとして、大変ご好評をいただくことができました。
 3年目となる今年度は、「北の都に『五稜星』を探せ!」をテーマに、平成23年3月31日まで実施しています。「五稜星」とは、「北辰(ほくしん」とも呼ばれる北極星をモチーフにした赤い星のマークで、北海道の開拓を担った開拓使のシンボルとして用いられ、札幌市及びその近郊には五稜星がついた建物がいくつも現存しています。
 このスタンプラリーは、地域に暮らす私たちが北海道開拓の歴史を学ぶ機会であるとともに、観光で訪れる方々にも、単に観光名所、施設を見学するだけではなく、その建物の歴史・意義などを知っていただきながら北海道観光を楽しんでもらうことで、より深い北海道のファンになっていただくことを狙いとしています。

NPO法人北海道遺産協議会HP
http://www.hokkaidoisan.org/

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左:スタンプラリーチャレンジBOOK
※スタンプの数に応じ抽選により賞品がもらえる。
右:ラリーポイントの一つ
「札幌苗穂地区の工場・記念館群(サッポロビール博物館)」