甲州ワインを世界へ

 山梨県では、県産ワインのブランド化と販路開拓の一環として、国の支援事業を活用しながら、甲州種ブドウから造られる甲州ワインを、EU諸国へ輸出するプロジェクトを支援しています。
 本プロジェクトは、英国在住で、ワイン業界の世界的権威である「マスター・オブ・ワイン」の資格を持つリーン・シェリフ氏をコンサルタントに迎え、世界のワイン事情の発信源であるロンドンにおけるプロモーションを皮切りに、ノルウェーなど北欧各国でもPRし、最終的にはEU域内の有名レストラン100軒に甲州ワインを置いてもらうことを目指しています。
 甲州種ブドウは1,000年以上前から山梨で栽培されており、このブドウから醸造されたワインの繊細でクリーンな味わいは、和食、特に魚介類や野菜などの素材を生かした料理との相性が良く、海外で和食ブームが広がる中、世界のワイン市場から注目を浴びています。
 こうした中、横内正明知事も自らロンドンに赴いてトップセールスを行うなど、非常に力を入れています。来年1月には、2回目のロンドンプロモーションを行う予定で、トップジャーナリストやインポーター向けの試飲会を開催し、甲州ワインを幅広くPRするとともに、具体的な商談に結びつくよう準備を進めています。
 さらに今年、吉報が届きました。日本固有のブドウ品種「甲州」が、ワインに関する国際機関「葡萄・ワイン国際機構」(OIV、本部・パリ)が作成する「葡萄の品種同意語リスト」に、国内の醸造用ブドウ品種として初めて登録されたのです。これにより、ブドウ品種名「甲州(Koshu)」をワインラベルに記載することが可能となり、本プロジェクトの推進に一層弾みがつきました。
 山梨県は、本プロジェクトが軌道に乗るよう、引き続きさまざまな支援をしていきます。

お問い合わせ
山梨県商工労働部産業支援課
電話番号 055-223-8871

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在英国大使館で来場者に甲州ワインを説明する横内知事