富山・バーゼル医薬品研究開発シンポジウム開催

 「くすりの富山」で知られる富山県は、スイス・バーゼル地域との医薬品分野における学術交流の促進などを目的に、「第1回富山・バーゼル医薬品研究開発シンポジウム―製剤技術とバイオサイエンスの現在と未来―」を10月12日から3日間、富山市内で開催しました。
 これは、昨年10月に締結した、バーゼル・シュタット及びバーゼル・ラントシャフト両州との医薬品分野などの交流促進を目指す宣言・協定書に基づき初めて開催したもので、バーゼル地域や県内外の大学・製薬企業の研究者など、3日間で1,000人を超える参加者がありました。
 バーゼル地域は、バーゼル・シュタット州の州都バーゼル市に、世界的な製薬企業2社が本社を置くなど、医薬品、化学、バイオ関連企業、研究所が多数集積し、「世界の薬都」と呼ばれるにふさわしい地域となっています。
 シンポジウムでは、免疫学の世界的権威であるマックス・プランク感染症生物学研究所並びにバーゼル大学バイオセンターのフリッツ・メルヒャー教授や、大阪大学の岸本忠三教授、東京薬科大学薬学部の岡田弘晃教授に講演いただいたほか、テーマ別セッションでは、バーゼル地域や県内外の大学及び製薬企業関係者による一般講演が行われ、先端の製剤技術やバイオサイエンスに関する研究について発表が繰り広げられました。
 また、今年9月には、本県とバーゼル両州の友好交流を記念し、バーゼル音楽院の若手音楽家によるコンサートの開催を支援するなど、医薬品分野だけでなく、学術、芸術・文化等幅広い分野での交流を進めています。今後もバーゼル地域との一層の連携強化を図ることで、本県薬業のさらなる発展につなげていきたいと考えています。

お問い合わせ
富山県厚生部くすり政策課
電話番号 076-444-3236

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