北海道カーボン・アクション・フォーラムの取組み

 地球温暖化は、北海道の豊かな自然環境や基幹産業である農林水産業などにも大きな影響を及ぼす極めて重要な問題であり、その防止に向けて、道民、事業者や市町村などと連携して積極的に取り組んでいかなければなりません。
 温室効果ガス削減の取組みを促進するための有効な手法の一つとして、市場メカニズムを活用したカーボン・オフセットの取組みが道内外で広がりつつあります。
 カーボン・オフセットの取組みは、日常生活や経済活動によって排出される温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部をほかの場所での排出削減量や森林吸収量(クレジット)を用いて埋め合わせ(オフセット)するものであり、この取組みを通じて、排出量を極力抑える低炭素型社会への転換が進んでいくものと考えています。
 本道は、森林や太陽光、風力、雪氷、バイオマスといった多様な資源が豊富に存在しており、これらの資源を活用してカーボン・オフセットの取組みを進めることは、北海道らしい温暖化対策の取組みであるとともに、環境ビジネスの振興や地域の活性化にもつながるものと期待しています。
 このため、道では、カーボン・オフセットやクレジットの創出の取組み(カーボン・アクション)を加速させるため、事業者、関係する各種団体、行政機関などの連携・協力によって、カーボン・オフセット制度の一体的な普及や情報交換・相談支援などを行う「北海道カーボン・アクション・フォーラム」を11月に設立し、あわせて、設立大会や記念シンポジウムを開催したところです。
 本フォーラムには、市町村、企業、団体、個人など約百件の加入申込み(11月12日現在)があり、今後、制度のさらなる普及とともに、クレジットのブランド化など具体的な取組みを検討し、道内におけるカーボン・アクションの取組みを全道に広げていきたいと考えています。

北海道カーボン・アクション・フォーラムHP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/tot/corbonforum.htm
 

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設立記念シンポジウム