分権改革の突破口を開く「関西広域連合」がスタート

全国初の府県域を越える広域連合

 先ごろ、総務省の設置許可を得て、全国初の複数府県による広域連合である「関西広域連合」が誕生しました。
 関西広域連合は、兵庫県、滋賀県、京都府、大阪府、和歌山県、鳥取県、徳島県を構成団体とし、東京都の倍に近い約2,100万の人口を有する特別地方公共団体です。各府県が共同処理した方が効果的な事務に取り組むとともに、国の出先機関の事務の受け皿となり地方分権改革の突破口を開こうとするものです。

各知事が権限と責任を分担

 設立後は、各府県知事が自らの府県の特色やノウハウを生かしていずれかの事務分野を担当し、権限と責任を分担して事務を迅速に推進します。広域防災は兵庫県、広域観光・文化振興は京都府、広域産業振興は大阪府、広域医療は徳島県、広域環境保全は滋賀県、資格試験・免許等は大阪府、広域職員研修は和歌山県がそれぞれ担当します。

兵庫県は広域防災分野を担当

 兵庫県は、阪神・淡路大震災などの災害対応で蓄積したノウハウが生かせる広域防災分野を担当します。関西全体の広域防災の責任主体として、東南海・南海地震等の大規模災害に備えた施策を推進するとともに、災害発生時には、被災府県への応援の司令塔として応援物資、職員派遣等について構成府県間の調整を行い、速やかな救援・救助や復旧・復興を支援します。

国出先機関の廃止に向けた取組み

 さらに、関西広域連合では、「国の出先機関廃止検討委員会」(仮称)を設置し、府県が単独で処理できない直轄国道や直轄河川の整備・維持管理等の広域事務の在り方や国の出先機関の人員の取扱い等について検討を行い、一向に進まない国出先機関の地方への移譲の実現に取り組みます。
 関西広域連合が分権社会にふさわしい広域行政のモデルとなるよう、関係府県との緊密な協力体制の下、個々の取組みの中で実績を積み重ねていくとともに、国に対しても地方への事務・権限の移譲を求めていきます。

お問い合わせ
兵庫県広域行政課
電話番号 078-362-4006